タイ語の類別詞の使い方(1)

タイ語には類別詞(るいべつし)という、日本語の助数詞(X人、X本、X台、・・・)によく似ている品詞があります。
様々な物の単位として使われるという点で、日本語の助数詞とタイ語の類別詞の機能は同じですが、類別詞は名詞を修飾する時にも使用される場合があります。

事物の数量を表す使い方

日本語の助数詞と同じ用法です。例えば、「3人」、「車5台」、「猫4匹」をタイ語にすると、以下のようになります。

日本語 タイ語 タイ語の語順
3人 สามคน / 3 คน สาม(3)+คน(人の類別詞)
車5台 รถห้าคัน / รถ 5 คัน รถ(車)+ห้า(5)+คัน(車などの類別詞)
猫4匹 แมวสี่ตัว / แมว 4 ตัว แมว(猫)+สี่(4)+ตัว(動物などの類別詞)

「คัน」が「車などの類別詞」、「ตัว」が「動物などの類別詞」となっているのは、これらの語が他の種類の事物の数量を表す時にも使われるからです。

例えば、คันは車の他に傘、フォーク、スプーン、釣り竿などの数量を表す場合にも使われています。日本語の「台」も車以外の数量を表すのに用いられますが、スプーンやフォークの数量を表すのには用いられません。

つまり、日本語のそれぞれの助数詞が対応する事物と、タイ語のそれぞれの類別詞が対応する事物は異なるということです。

指示詞と共に名詞を修飾する使い方

指示詞とは、いわゆる「こそあど言葉」のことです。タイ語にもこそあど言葉がありますが、例えば「このマンゴーはおいしい」をタイ語で書くと、二通りの書き方があります。

①มะม่วงนี้อร่อย
②มะม่วงใบนี้อร่อย

มะม่วงは「マンゴー」、ใบは「葉状の物の類別詞」、นี้は「この」、อร่อยは「おいしい」という意味です。

①と②の違いは、มะม่วง(マンゴー)とนี้(この)の間に類別詞ใบがあるかないかだけです。
しかし、ใบがない①の文は、マンゴーの種類を指して「この(種類の)マンゴーはおいしい」という意味になりますが、ใบがある②の文は、特定の一つのマンゴーを指して、「この(一つの)マンゴーはおいしい」という意味になります。

類別詞の使い方については、以下の書籍を参考にしました。


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