国歌が流れていても、立ち止まらないタイ人もいる

タイでは、8時と18時にラジオやテレビで国歌が流されています。国歌が流れ始めると、多くのタイ人が起立し、国歌が終わるまで直立不動になります。

この話を聞くと「立派な愛国心」や「国王が国民に愛されている」という感想を抱く人がいますが、実は、国歌が流れていても無視をするタイ人も珍しくありません。

例えば食堂や個人の住宅の中では、国歌が聞こえていたとしても、全く気にしないで今まで行っていたことの続きをしていることがよくあります。

どうやら、市場などの大勢の人目につく場所では国歌が流れている時に立ち止まる人が非常に多いですが、人目につかない場所では、聞こえていたとしても無視をしている人が多いようです。タイで2年間生活して、そのように感じました。

当たり前のことですが、タイ人にも様々な人がいるので、「タイ人は、・・・・です。」と一概に言うことはできません。
それを忘れてしまうと、ある一人のタイ人の振る舞いを、タイ人全てに当てはまると錯覚してしまうことがあります。
そのような錯覚は偏見を生み、タイ人と関わっていくうえで障害となることもあります。

ですから、タイ人である以前に、名前を持った個人であるということを忘れてはいけません。

国歌に対するタイ人の二種類の態度を見て、ふと、そのようなことを考えました。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です